☆競技の簡単な説明☆
(ノルディック複合、全くの初心者向け!)

ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリーの両方を行い、それらをポイントに換算し、勝者を決めます。
現在は、ジャンプを始めに行うスタイルが主流となっています。
ジャンプで飛んだ距離をポイントに換算、
更に飛型と着地のいわば技術・芸術性をポイント化した”飛型点”をたしたポイントをジャンプのポイントとし、
そのポイントで、後半のクロスカントリーのスタート順を決定します。
(飛型点は、着地を重要視します。両足が前後にやや開いた形で着地するのがBEST。
5人の飛型審判がジャッヂし、その中で最高得点と最低得点をカット。
事実上3人の審判の出したポイントが、飛距離点にたされます。)

クロスカントリーのスタート順は、ジャンプで稼いだ得点の一番多い人から、
ポイント順にスタートの時にTOPの人からポイントに比例する時間差をつけ、スタートをきります。
すなわち、ここでジャンプの得点が反映されるので、この方式での試合の場合、
クロスカントリーでゴールした順に、総合の順位と言う事になります。

この方式を、グンダーセン方式と言います。


ノルディック複合は、
個人戦、団体戦、スプリント
と試合のスタイルがあります。
個人戦は、そのまんま。個人戦です。単純に。
ジャンプ2本とクロスカントリー15qで行われます。
団体戦は、3人若しくは4人のチーム戦で、
ジャンプを1人2本+クロスカントリー1人5qないし10qで戦います。
スプリントは、本来2日かけて行うノルディック複合競技を、
(ジャンプの翌日クロスカントリー、稀にその逆も。)
お客さん目当てで1日で見せてしまおうという発想の元にできた、
わりと新しい種目。
1日で行うため、
ジャンプ1本+クロスカントリー7.5q
で行います。
ワールドカップなどではたまに1日でジャンプ2本+15キロ行う時もありますが、
それは、スタイル上、個人戦と呼びます。




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